公務員試験、最終面接

先日、とある政令指定都市の公務員試験の最終面接に行ってきました。

障がい者雇用枠で採用された場合、補佐的な業務ばかりでつまんないだろうなと思ったことと、自分は大学まで通常の人たちと変わらぬ教育を受けたことから、通常の人が受験する枠での採用試験を、点字で受験していました。

 

私が受験したこの政令指定都市の対応は、大変素晴らしく、点訳の対応や、試験時間の1.5倍の延長、そして試験会場の誘導と、いろいろと対応してくれました。

 

上記のような対応は、今時はどこの自治体でも対応してくれるものではありますが、この受験した自治体ではそれ以外にも合理的に必要と思われる対応をいろいろとしてくださいました。点字での合否結果の通知や、面接会場の間取り図の点訳など、通常の人との情報格差のないよう、いろいろと配慮してくれたのです。

 

大変ありがたかったです。民間企業でも、このような対応があればいいのにな。

そして、障がい者雇用であっても、補佐的な業務が中心ではなく、メインの仕事もやらせてもらえるといいのにな。このような原因の背景には、障がい者に対する偏見や無知があるように思うんです。それをなんとか変えなきゃと思っているのですが、まだまだ力が足りません。

 

給与についても、障害者年金を受給していることを前提としたものではなく、自立して生活できるレベルの給与を設定している会社が多くあればいいのになと日々感じています。この話はまた詳しく書きたいと思います。

 

 

以上のような事情と状況があることから、私はあえて通常の採用枠での受験に拘って、前職を退職してまで公務員を目指しました。

合格しているといいな。