東海道新幹線の東京駅改札口での対応は、障がい者を差別するものになってはいないか。改善が望ましいと感じました。

この三連休の前半は大阪に帰省していました。田舎のある小豆島にも、おばあちゃんの様子を見に訪問。3年ぶりぐらいの小豆島。日帰りだったけど、かなり少子化は進んでいるようです。高校が一つになっちゃったそうな。

 

で、大阪に帰る時も、東京にもどるときも新幹線を利用するのですが、いつもサポートを駅員さんにお願いします。

掲示板が音声で常にながれているわけじゃないので、乗りたい電車がどこのフォームに到着するのかもよくわかんない。

そして、各車両の手すりには点字で、何号者か、どんな席の並び順になっているかが書かれているものの、車両の中には席番号が点字で表記されていない。だから、単独で新幹線を乗りこなすのは特に難しい。だから、単独で指定席

にたどり着くのはなかなか難しい。乗車中にトイレに行くのだって、席の数を数えて頭に入れた上で、デッキまで行くのが基本スタイル。ときどき数を間違えてしまい、他人がいる席に入り込んじゃうのですが(笑)

東北新幹線や、北陸新幹線では、少しばかり点字表記が増えてはいるものの、それだって、単独で悠々と行動するレベルではないんです。

 

だから、駅員さんに案内を依頼するのが通例。

 

<東京駅改札口で起きた問題>

エクスプレスカードを利用して、乗車券を券売機っで発行しなければならなかったので、「券売機の操作をお願いしてもいいですか?」と東京駅の東海道新幹線の改札口にいる係員に尋ねてみました。

すると、驚きの回答が。「そちらまでは案内できません。」

えーーーー??だって、数メーター先の券売機だし、しかも東海道が管理している券売機じゃないですか。もっと言えば、エクスプレスカードの発券手続き作業は、音声に完全に対応していない、すなわち、ユニバーサルデザインになっていないから、全盲者が単独で手続きすることは非常に困難。

そうすると、いったい私はどうすればいいんですか??」

 

すると、近くにいたお客さんが窓口に案内してくれて、手続きをサポートしてくれたのです。

案内してくれたお客さんには心から感謝です。だけど、もしこんな親切な人がいなかったら、私はどうなっていたのでしょうか?

駅員が券売機まで案内しないってことが、望ましい姿なのでしょうか??

私には、どうもそれがベストだとは思わない。

 

今回対応した人が勘違いしているのだったら、直ちに是正してほしい。そうじゃないと、第二の被害者が出るかもしれません。

もし内規で、券売機のサポートは手伝ってはならないと定められているのであれば、その内規自体が合理的配慮を努力義務として民間企業に義務付けている、障害者差別禁止法に抵触するのではないのかな?と疑問に思った。

 

一連の出来事は、東京駅だけでした。新大阪駅から東京駅に帰る時には、何の躊躇もなく、スムーズにサポートいただいた。ほんとうにありがたい。

東京駅でもこのような対応を受けたのは初めてだったが、他にも同じような人がいるのかなー?